› 家づくりは 楽し ›
2008年09月17日
[H邸] 外構工事
街中の敷地であるが故に駐車スペース・施工スペースが限られています。
そのため、この現場では段階を踏みながら土間のコンクリートを打設しています。
今日は玄関前の土間C打設が完了。
ご主人からは“単純にコンクリートを打ってくれれば良い”との意見だったのですが、
せめて“ここぞ”というところだけでも変化があれば。と思い提案をさせてもらったところ、
玄関前は“コンクリートの洗い出し”で表情を加えるという事になりました。
打設に合わせて、毎度おなじみ武左工業の水野さん登場です。
そのため、この現場では段階を踏みながら土間のコンクリートを打設しています。
今日は玄関前の土間C打設が完了。
ご主人からは“単純にコンクリートを打ってくれれば良い”との意見だったのですが、
せめて“ここぞ”というところだけでも変化があれば。と思い提案をさせてもらったところ、
玄関前は“コンクリートの洗い出し”で表情を加えるという事になりました。
打設に合わせて、毎度おなじみ武左工業の水野さん登場です。
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2008年09月13日
[ I 邸] 橋梁工事
敷地と道路・隣地との間には高低差があります。
おまけに南面の道路との間には水路が通っているという条件付です。
解体前の旧宅では、玄関まで行くアプローチが勾配の急な坂となっていた為に、とても苦労をしていたようです。おばあちゃんのところへ訪ねてくる人たちに対しても危険な状態でした。
今回の計画では建物の位置関係もあった為、
道路から敷地へ乗り入れる位置を変更し、なるべく安全な高さ関係となるよう以前の橋を取り壊して新たに橋を作り替えます。
建物と同時に外回りの工事も進行中。まずは橋を受け止める橋台をつくっていきます。
石垣として積んであった山石は、もったいないので別のところで利用します。
捨てC打設完了。
おまけに南面の道路との間には水路が通っているという条件付です。
解体前の旧宅では、玄関まで行くアプローチが勾配の急な坂となっていた為に、とても苦労をしていたようです。おばあちゃんのところへ訪ねてくる人たちに対しても危険な状態でした。
今回の計画では建物の位置関係もあった為、
道路から敷地へ乗り入れる位置を変更し、なるべく安全な高さ関係となるよう以前の橋を取り壊して新たに橋を作り替えます。
建物と同時に外回りの工事も進行中。まずは橋を受け止める橋台をつくっていきます。
石垣として積んであった山石は、もったいないので別のところで利用します。
捨てC打設完了。
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2008年09月11日
[ I 邸] 屋根
現場に立って、下から見上げたときには見えないのですが、
屋根の上にあがるとポコっと飛びでた急勾配の屋根があります。
この部分にソーラーパネル(“FITZ solar”)を載せ、太陽の熱を最大限に受け止めるような仕組みになっています。
また、屋内からこの部分を見上げると、この屋根の形なりに吹き抜けていて、その一番高いところのカベには換気用の窓を設けています。室内で暑くなった空気を排気するのに有効です。
左/上棟時。 右/ルーフィング施工完了。
この仕組みで上昇気流を起こしておき、(方法は分からないが)吸気するところには冷たい空気のある空間をつくる。
その通り道に人がいる空間をつくれば、さらに快適になるのでは??
…とひそかに模索中。
屋根の上にあがるとポコっと飛びでた急勾配の屋根があります。
この部分にソーラーパネル(“FITZ solar”)を載せ、太陽の熱を最大限に受け止めるような仕組みになっています。
また、屋内からこの部分を見上げると、この屋根の形なりに吹き抜けていて、その一番高いところのカベには換気用の窓を設けています。室内で暑くなった空気を排気するのに有効です。
左/上棟時。 右/ルーフィング施工完了。
この仕組みで上昇気流を起こしておき、(方法は分からないが)吸気するところには冷たい空気のある空間をつくる。
その通り道に人がいる空間をつくれば、さらに快適になるのでは??
…とひそかに模索中。
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Posted by jyukankyo-lab at
22:04
│Comments(0)
2008年09月09日
[ I 邸] 上棟
神さん、ありがとうございます。
先週末、雨の心配もあったのですが天気による影響は全くなく、
無事に上棟を終えることができました。
「やっぱり普段の行いがいいからだな。」
…というお互いの意見に、棟梁と2人して納得。笑
上棟式のあとの餅投げには驚きました。餅の量にです。
夕方ごろ現場に到着した餅屋さんの車の荷台を見ると、なんと8俵分もの餅が積まれていたんですから。
さらには、その数に負けないほどの大勢の人たちが集まったので、現場はなんとも賑やかな雰囲気に包まれていました。
この後も、まずは怪我や事故のないように。
現場では頭をひねって、事務所では手をうごかし、より良いモノができあがるよう最後まで気合いをいれていきたいと思います!
先週末、雨の心配もあったのですが天気による影響は全くなく、
無事に上棟を終えることができました。
「やっぱり普段の行いがいいからだな。」
…というお互いの意見に、棟梁と2人して納得。笑
上棟式のあとの餅投げには驚きました。餅の量にです。
夕方ごろ現場に到着した餅屋さんの車の荷台を見ると、なんと8俵分もの餅が積まれていたんですから。
さらには、その数に負けないほどの大勢の人たちが集まったので、現場はなんとも賑やかな雰囲気に包まれていました。
この後も、まずは怪我や事故のないように。
現場では頭をひねって、事務所では手をうごかし、より良いモノができあがるよう最後まで気合いをいれていきたいと思います!
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2008年09月03日
[ I 邸] 土台据付
ずっと心配してました。
昨晩まで雨予報だったので、今日は天気がくずれるかな?と思っていたのすが、
朝一番で空を見てもまったく雨の降る気配がなく、
ネットの予報もコロっと変わっている…。
むしろスカっと晴れて暑すぎるぐらいの天気の中での土台据えになりました。
防腐・防蟻処理。備長炭塗料を塗布。
“FITZ solar”使用のため、床暖房範囲には気密パッキンを敷き込みます。
床下に暖かい空気を廻す空気式の床暖房です。
この調子で天気予報を裏切って、上棟日も良い天気になってくれるとありがたいのですが…。
神さん、よろしくお願いします。
昨晩まで雨予報だったので、今日は天気がくずれるかな?と思っていたのすが、
朝一番で空を見てもまったく雨の降る気配がなく、
ネットの予報もコロっと変わっている…。
むしろスカっと晴れて暑すぎるぐらいの天気の中での土台据えになりました。
防腐・防蟻処理。備長炭塗料を塗布。
“FITZ solar”使用のため、床暖房範囲には気密パッキンを敷き込みます。
床下に暖かい空気を廻す空気式の床暖房です。
この調子で天気予報を裏切って、上棟日も良い天気になってくれるとありがたいのですが…。
神さん、よろしくお願いします。
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2008年08月21日
[ I 邸] 基礎
現場は、お盆前に打設した基礎コンクリートの型枠が外れました。
まだまだ暑い日が続いていますが、
日が暮れてからの涼しい風に、
ほんの少しだけ秋への移り変わりを予感する今日このごろです。
まだまだ暑い日が続いていますが、
日が暮れてからの涼しい風に、
ほんの少しだけ秋への移り変わりを予感する今日このごろです。
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2008年08月11日
[ I 邸] スタート。
[ I 邸新築工事]ブログスタートです。
用途:専用住宅
構造:木造
規模:地上2階
施工:分離発注方式(CM-A方式)
建物自体も盛り沢山な内容ですが、敷地全体としての計画もまた盛り沢山です。
今後の工事進捗と合わせて少しづつ紹介していきたいと思います。
基礎コンクリート打設完了~現在養生中。
用途:専用住宅
構造:木造
規模:地上2階
施工:分離発注方式(CM-A方式)
建物自体も盛り沢山な内容ですが、敷地全体としての計画もまた盛り沢山です。
今後の工事進捗と合わせて少しづつ紹介していきたいと思います。
基礎コンクリート打設完了~現在養生中。
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2008年08月04日
[H邸] 竣工
週末のオープンハウスも無事終わり、
本日引渡しが完了です。
オープンハウスにお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
竣工写真をUPします。
外観。“爽やか”という言葉がよく似合う。
(RC部分のPコンと、バルコニー手摺部分のクランプのぽつぽつピッチが同期して“半透明の打ち放し”に見える。
正直なところ、そこまでは意図していなかった…、偶然の賜物。)
左/玄関ホール。床・造作は杉の無垢、壁・天井はコンクリートの無垢。
右/宙に浮いた下足入。大工さんにお願いしてキレイに納めてもらった。
居間・台所。必要最低限の広さでコンパクトに生活をすることは最大のエコ。
街中にも関わらず建物の表・裏に空間の抜けがある為、風がよく通る。
洗面所。こちらもコンパクト設計。
ここまで無事に完成、引渡すことができてホっと一息…
…は、つけそうにありませんが、とりあえずひと安心です。
このあとは、外構のほうも多少手を加えていきます。
オリジナルフェンスつくったらいーのに。(所さんの感じで。)
と、提案中。
本日引渡しが完了です。
オープンハウスにお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
竣工写真をUPします。
外観。“爽やか”という言葉がよく似合う。
(RC部分のPコンと、バルコニー手摺部分のクランプのぽつぽつピッチが同期して“半透明の打ち放し”に見える。
正直なところ、そこまでは意図していなかった…、偶然の賜物。)
左/玄関ホール。床・造作は杉の無垢、壁・天井はコンクリートの無垢。
右/宙に浮いた下足入。大工さんにお願いしてキレイに納めてもらった。
居間・台所。必要最低限の広さでコンパクトに生活をすることは最大のエコ。
街中にも関わらず建物の表・裏に空間の抜けがある為、風がよく通る。
洗面所。こちらもコンパクト設計。
ここまで無事に完成、引渡すことができてホっと一息…
…は、つけそうにありませんが、とりあえずひと安心です。
このあとは、外構のほうも多少手を加えていきます。
オリジナルフェンスつくったらいーのに。(所さんの感じで。)
と、提案中。
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2008年07月27日
庭山の家 -親の家・子の家-
造園工事の完了後、写真撮影のタイミングを見計らっていたのですが晴天を見逃し続け…、
しばらくそのままになっていましたが、先日ある用事で伺った際に撮影ができたので少し紹介します。
左/子の家 右/親の家
子の家アプローチ
親の家アプローチ、濡縁
左/既存ブロック塀はこうなりました。
右/ひょろっと立っている木は山を切開いたときにそこだけ残したもの。
親の家・子の家の2棟の建物が、庭と山を共有しながら自然と共に佇んでいます。
しばらくそのままになっていましたが、先日ある用事で伺った際に撮影ができたので少し紹介します。
左/子の家 右/親の家
子の家アプローチ
親の家アプローチ、濡縁
左/既存ブロック塀はこうなりました。
右/ひょろっと立っている木は山を切開いたときにそこだけ残したもの。
親の家・子の家の2棟の建物が、庭と山を共有しながら自然と共に佇んでいます。
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2008年07月17日
[H邸] 内装工事
あつい…。
ここのところ天気の良い日が続いていますね。
現場へ行くと、ものすごく暑いです。
ギラギラと照りつけてくる太陽の下で仕事をしている職人さんたち。
ご苦労さまです。
けれども、もっと暑い中で仕事をしている人がいました。
クロス屋さんです。
家の中で作業してるのになんで?日陰じゃん。と思うのが普通かもしれません。
けど違うんです。
「そーじゃないと裏側に空気が入り込んで、ために悪いから。」と言って、窓を全部閉め切って作業をしているんです。
滴り落ちるほど汗だくになりながらも、鼻唄まじりの仕事っぷりには頭が下がります。
そこへ行くと“風が通る”“空気が抜ける”という事が、
“涼しさを感じる”という事にはいかに重要かを実感します。
ここのところ天気の良い日が続いていますね。
現場へ行くと、ものすごく暑いです。
ギラギラと照りつけてくる太陽の下で仕事をしている職人さんたち。
ご苦労さまです。
けれども、もっと暑い中で仕事をしている人がいました。
クロス屋さんです。
家の中で作業してるのになんで?日陰じゃん。と思うのが普通かもしれません。
けど違うんです。
「そーじゃないと裏側に空気が入り込んで、ために悪いから。」と言って、窓を全部閉め切って作業をしているんです。
滴り落ちるほど汗だくになりながらも、鼻唄まじりの仕事っぷりには頭が下がります。
そこへ行くと“風が通る”“空気が抜ける”という事が、
“涼しさを感じる”という事にはいかに重要かを実感します。
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2008年07月05日
[H邸] 足場解体
こんにちわ。
久しぶりの更新でございます。(…しばらく手がつけられずにいました。)
今日は夜7:00の空が予想以上に明るくて驚きました。いつの間にか夏ですね。
現場のほうは着々と工事が進み、足場がはずれています。
内部は大工さん仕事があらかた片付き、今月は内装工事のラストスパートです。
ブログもこれを機に復活できるといいな。
久しぶりの更新でございます。(…しばらく手がつけられずにいました。)
今日は夜7:00の空が予想以上に明るくて驚きました。いつの間にか夏ですね。
現場のほうは着々と工事が進み、足場がはずれています。
内部は大工さん仕事があらかた片付き、今月は内装工事のラストスパートです。
ブログもこれを機に復活できるといいな。
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2008年05月15日
[H邸] 床板
床に張ることになる、圧密処理をした無垢の杉板が現場に立てかけてあります。
(まだ張ってるワケじゃないんですけどね。少しの間こうしておいて乾燥させているんです。)
圧密処理とは表面をギュッと圧縮させて、
杉本来の質感を保ちつつも表面硬度を高めて傷をつきにくくしたものです。
浮づくりを施したように木目がはっきりとして、見た目にも一段とキレイな仕上がりになります。
それにしてもコンクリートと木の組み合わせは、
力強くもやさしくもあり、自分自身すごく好きです。
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2008年04月24日
[H邸] 上棟
先日、無事上棟を迎えることができました。
ここのところ雨の日が多いのですが、現場では上棟日翌日に大工さんが4面ぐるぐる雨養生をしてくれたので、事務所で雨の音を聞いていても安心です。
いや、でもここまでドシャブリだと多少不安にはなります…。
ここのところ雨の日が多いのですが、現場では上棟日翌日に大工さんが4面ぐるぐる雨養生をしてくれたので、事務所で雨の音を聞いていても安心です。
いや、でもここまでドシャブリだと多少不安にはなります…。
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2008年04月15日
[H邸] 土台据付
土台の据付。
と、同時に恒例の備長炭塗り。(防腐・防儀処理)
誰にでもできる簡単な作業ということもあり、“自身が参加してみる”ということをお施主さまにはおすすめしています。自分の体を動かして参加するということが、家づくりに対しての思い入れとか情熱みたいなものを、より深めるきっかけになると思うのです。
一生に一度あるかないかの家づくりですから、記念となるよう子供たちも含め家族みんなで。なんて方もいます。
これを機に、家を造っていくということの面白さに目覚めてしまったという方もいます。
(今でこそ特別なことのような気がしちゃうけど、自分の住まうことになる家づくりって、もともとはそーいうものだったはず。)
今回、ご主人とそのお父さまは、これに率先して参加してくださいました。
少し半信半疑でやり始めたものの、いざやってみれば誰よりも真剣にやるのはご本人たちです。
「ココもうちょとちゃんと塗ってよ!」なんて声もちらほら。
(それにしても職業柄かお2人ともなんの違和感もない。笑)
お施主さん、大工さん、設計事務所の一体感を感じた1日でした。
と、同時に恒例の備長炭塗り。(防腐・防儀処理)
誰にでもできる簡単な作業ということもあり、“自身が参加してみる”ということをお施主さまにはおすすめしています。自分の体を動かして参加するということが、家づくりに対しての思い入れとか情熱みたいなものを、より深めるきっかけになると思うのです。
一生に一度あるかないかの家づくりですから、記念となるよう子供たちも含め家族みんなで。なんて方もいます。
これを機に、家を造っていくということの面白さに目覚めてしまったという方もいます。
(今でこそ特別なことのような気がしちゃうけど、自分の住まうことになる家づくりって、もともとはそーいうものだったはず。)
今回、ご主人とそのお父さまは、これに率先して参加してくださいました。
少し半信半疑でやり始めたものの、いざやってみれば誰よりも真剣にやるのはご本人たちです。
「ココもうちょとちゃんと塗ってよ!」なんて声もちらほら。
(それにしても職業柄かお2人ともなんの違和感もない。笑)
お施主さん、大工さん、設計事務所の一体感を感じた1日でした。
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2008年04月08日
[H邸] 外観
現場の進捗に合わせて、外壁の色やサッシの色などの最終決定をしていきます。
この作業、なんでもない事のように思えて、一度悩んでしまうと悩みの渦にハマっていくというあなどれない作業です…。
すでに出来上がっているモノを並べてどっちがいい?となれば話は簡単ですが、これから造り上げていくモノの場合、そうはいきません。まだないモノを頭の中で想像しながら決めていかなければならないのです。(その手助けをするのが模型だったり、パースだったり。)
もう1つは、お施主さんの考えているコトを理解してあげた上で、その方向性をお互いに共有するという事がなかなか簡単な事ではないように思います。(未熟なだけかも…。)
もちろん“住環境研究所”としての芯の部分はありますが、その中でも、お施主さんの求めているものにより近づいていくような軌道修正が必要です。コンセプトが明確だったり、好みがはっきりとしている場合は分かりやすいのですが、そうでなくてもうまいこと相手の思っていることを引き出し、それをカタチにしていくのが自分たちの役割です。
今回、外観に関わるところで施主であるHさんが選んだ色は住宅なのにちょっと倉庫みたいな色あいです。
大丈夫かな…と心配になり、倉庫っぽい雰囲気になっちゃいませんか?と言うと、倉庫っぽくていいです。とのこと。
外観パース。
そーいえば以前に“よく読む本はありますか?”と尋ねたところ、“所さんの世田谷ベースが好きです。”と返ってきたことがありました。
なるほど。
その倉庫っぽさこそが求めていたものだったみたいです。
この作業、なんでもない事のように思えて、一度悩んでしまうと悩みの渦にハマっていくというあなどれない作業です…。
すでに出来上がっているモノを並べてどっちがいい?となれば話は簡単ですが、これから造り上げていくモノの場合、そうはいきません。まだないモノを頭の中で想像しながら決めていかなければならないのです。(その手助けをするのが模型だったり、パースだったり。)
もう1つは、お施主さんの考えているコトを理解してあげた上で、その方向性をお互いに共有するという事がなかなか簡単な事ではないように思います。(未熟なだけかも…。)
もちろん“住環境研究所”としての芯の部分はありますが、その中でも、お施主さんの求めているものにより近づいていくような軌道修正が必要です。コンセプトが明確だったり、好みがはっきりとしている場合は分かりやすいのですが、そうでなくてもうまいこと相手の思っていることを引き出し、それをカタチにしていくのが自分たちの役割です。
今回、外観に関わるところで施主であるHさんが選んだ色は住宅なのにちょっと倉庫みたいな色あいです。
大丈夫かな…と心配になり、倉庫っぽい雰囲気になっちゃいませんか?と言うと、倉庫っぽくていいです。とのこと。
外観パース。
そーいえば以前に“よく読む本はありますか?”と尋ねたところ、“所さんの世田谷ベースが好きです。”と返ってきたことがありました。
なるほど。
その倉庫っぽさこそが求めていたものだったみたいです。
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2008年04月02日
[H邸] カベ脱型
壁の型枠が解体され、打ち放し仕上げとなるコンクリートが姿を現しました。
ジャンカやピンホールなどで目立ったものは皆無に等しく、特に乾きの遅い部分なんかは大理石にも劣らないぐらいツルツルのピカピカで重厚に黒光りしています。
(回し打ちしたジョイントのラインが見えているのが悔しい…。)
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2008年04月01日
[O邸] 造園
造園工事が着々と進んでいる中、
今回の植栽の中でメインともいえる高さ5Mのしだれ桜がキレイに花を咲かせました。
辺りが暗くなれば、足元に設置の照明で夜桜なんかも楽しめちゃいます。
右はランダムに据えられた六方石(ろっぽうせき)。ヘキサゴナルストーンとも呼ばれます。
この石は火山活動の際、溶岩が地表に噴出しそれが冷えて固まったもので、溶岩が固まる際に収縮し4~8角形の柱状に割れ目ができる性質を持っています。六角形のものが多いので六方石というネーミング。
テクスチャがとても面白く、その表情が空間に独特の雰囲気を与えます。
また、この何本かの石が庭の中で植栽たちと共演し、
ほどよいリズム感を生み出しているところもポイントです。
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2008年03月18日
[H邸] コンクリート打設
コンクリート打設完了。
途中、事務所スタッフのみんなも掛けつけてくれました。
より密実なコンクリートを打つために、現場作業員始め、構造設計屋さん、事務所スタッフと、関係者総員で精一杯の努力をしていただきました。
構造体としてのコンクリートはばっちりです。
あとは型枠を払したときに見栄えの良いモノが現れることを期待します。
この後は2・3Fの木造部分、現場のメインは大工工事へと移っていきます。
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2008年03月17日
[K邸] その後
お施主さまから写真付きでメールをいただきました。
~待ち遠しかった花が咲き出しました。ゲンカイツツジも白い花が咲き始めました。
後ろに見えているのは、近所の和食料理屋の旦那さんから誕生日プレゼントとして頂いた瓦です。
…(省略)…
次に咲くのはどの木か楽しみです。~
“住む”ということを楽しんでいらっしゃるようでなによりです。
僅かなスペースですが、玄関戸までのアプローチ脇にある庭としてのスペースが、
ご家族のひとつの楽しみとなっているようです。
日々の生活の中で、ほんの少しの変化に気づき季節の移り変わりを感じる。そんな生活って、とても心豊かでいいと思いませんか?
~待ち遠しかった花が咲き出しました。ゲンカイツツジも白い花が咲き始めました。
後ろに見えているのは、近所の和食料理屋の旦那さんから誕生日プレゼントとして頂いた瓦です。
…(省略)…
次に咲くのはどの木か楽しみです。~
“住む”ということを楽しんでいらっしゃるようでなによりです。
僅かなスペースですが、玄関戸までのアプローチ脇にある庭としてのスペースが、
ご家族のひとつの楽しみとなっているようです。
日々の生活の中で、ほんの少しの変化に気づき季節の移り変わりを感じる。そんな生活って、とても心豊かでいいと思いませんか?
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タグ :tom
2008年03月12日
[H邸] 配筋完了
前回のコンクリート打設から現場のほうはだいぶ進んでいます。
1Fのカベ・2F床スラブの型枠を起こし、
配筋が完了しました。
あとはコンクリートをキレイに打ったら、とりあえずRC工事はひと段落…
…なんですが、
たった今、予報を見たら打設予定日の天気が怪しい。ピンポイントで雨マークがでてる…。
ま!明日にならないと判断ができないので今日は帰って花粉症のクスリを飲みます。
1Fのカベ・2F床スラブの型枠を起こし、
配筋が完了しました。
あとはコンクリートをキレイに打ったら、とりあえずRC工事はひと段落…
…なんですが、
たった今、予報を見たら打設予定日の天気が怪しい。ピンポイントで雨マークがでてる…。
ま!明日にならないと判断ができないので今日は帰って花粉症のクスリを飲みます。
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