家づくりは　楽し

  

T.N.ハウスへ

引渡しから3ヶ月が経ち、新たな暮らしもだいぶ落ち着いてきた様子。
そのこころのゆとりが、暮らしの受け皿でもある家の至るところに、よく表れているなあ。と感じます。

綺麗寂のこころに通ずるものがあるような。


玄関で出迎えてくれたスマイル。

→お施主さまの声はコチラ
  

T.N.ハウスに来ています。

街中であれど自然を感じるためにと、玄関脇のほんの僅かなスペースに植えた楓。
葉が色づきヒトをやさしく迎えいれてくれる様子に、なんとも言い表し難い穏やかな気持ちになります。

  

週末の２日間で、T.N.ハウスのオープンハウスが無事終了。
お越しくださった皆様ありがとうございました。

街中の小さい敷地に建てたコンパクトな家。



敷地面積、隣地との関係により制約の大きい敷地でした。

実質的な広さ以上に感覚的にひろがりを感じられること。
モノがあふれることなくヒトの居場所がきちんと確保される状態で生活ができること。
空気の流れと明かりのとりかたにより、開放的で気持ちの良い室内であること。

…これらをコンパクトな空間の中に、いかにしてうまく納めるか。
ということを、特に重点的に考えながら設計監理にあたりました。

オープンハウスの２日間、朝～晩まで現地に身をおいてみて、
気持ちいい風が建物の中を通り抜け、１日中とても明るい空間であることを体感できたのは成果のひとつだと感じています。
そして、来場していただいた方の中に｢え？床面積これだけしかない？｣だとか、｢自分たちの場合も生活するのにこれで充分と思う。｣という声を聞けたことは、意図してつくられた空間がヒトにそう感じさせたということで、とてもうれしくなります。



そして本日、引渡しも完了。


そこではさらにうれしいことが。
花束と、お子さんからの｢ありがとうカード｣をいただきました。
そして｢ここまでの間、いっしょに家づくりをしてこれた事がとても幸せです。｣という言葉をいただいたこと。これは他のなににも変えられない、つくり手側の幸せでもあります。


｢ありがとうカード｣のなかの１枚。
工事中の打合せの様子がかなりうまいこと描写されている気がします。思わず笑みがこぼれてしまいます。


これからの生活こそが幸せであるように。






  

土台据付が完了。

地面に近いところにある土台の材料にはヒノキを使用し、そのうえに備長炭塗料による防腐･防蟻処理を施します。  

基礎コンクリートの型枠がはずれました。  

雨があがり晴れてくれたおかげで、本日はコンクリート打。

今年は梅雨入りがとても早いようで、今後の天気が気になります…。


配筋よーし！
かぶり厚よーし！


アンカーボルトよーし！
コンクリートよーし！



  

基礎配筋が完了しました。


コンクリートの打設は、本日予定していましたが雨天のため延期です。

  

狭い敷地・周囲の建物が密集して建つような敷地へ建築する場合、他の敷地にくらべ工事を進めるうえでのいろいろな制約が生じることがあります。
ときに、そのような現場での経験が、設計をするうえでおおいに役立つときも、またあります。




まちなかの現場も慣れてきたもんです。

上／掘削開始
下左／砕石敷き　下右／ランマー転圧  

工事着工しました。



今回の計画では、建物がほぼ敷地いっぱいに建つため、施工性を考え外部の埋設配管から始めています。